この記事ではWindowsのタスクバー操作のショートカットキーを紹介します。
これらを覚えれば、タスクバーに登録しているアプリにマウスを使わずに素早くアクセスできるようになります。
タスクバーアプリの番号を把握する
タスクバー操作のショートカットキーを扱うには、タスクバーアプリに割り振られた番号を把握しておく必要があります。Windows10とWindows11でタスクバーの仕様が若干異なるので、それぞれ紹介します。
WIndows 10
Windows 10は、アプリアイコンの左から順番に1,2,3…と番号が割り振られています。

Windows 11
Windows 11の場合、タスクバーにデフォルトで固定されているアプリの右から順番に1,2,3…と番号が割り振られています。

タスクバーのショートカット一覧
Windows + 数字 | 該当アプリを開く。 アプリが既に実行されている場合は、そのアプリに切り替える。 |
Windows + Shift + 数字 | 該当アプリの新しいインスタンスを開始する。 |
Windows + Ctrl + 数字 | 該当アプリの作業中のウィンドウに切り替える。 |
Windows + Alt + 数字 | 該当アプリのジャンプリストを開く |
Windows + T | タスクバーのアプリにフォーカス |
※「数字」はタスクバーアプリに割り振られた番号を意味しています。
ショートカットキーの解説
該当アプリを開く
「 Windows + 数字 」を入力することで該当するタスクバーアプリを開くことができます。
このキーを使えば、タスクバーにカーソルを合わせてクリックする手間を省くことができます。タスクバーに多くのアプリを配置しておけば、各アプリに高速でアクセスできるようになります。
また、実行中のアプリを選択した場合はそのアプリの画面に切り替わります。

例えば、上の画像のタスクバーではこれらのアプリが起動します。
- 「Windows + 1 」でエクスプローラー
- 「Windows + 2 」でGoogle Chrome
- 「Windows + 3 」でEdge
以下省略
該当アプリの新しいインスタンスを開始する
「 Windows + Shift + 数字 」で該当するアプリの新しいインスタンスを作成することができます。ブラウザのウィンドウをもう1つ開きたいときなどに使えます。

上の画像のようにGoogle Chromeが開いている状態で「Windows + Shift + 2」を入力すると、新しいGoogle Chromeのインスタンスが作成されます。

Chromeのタブが複数になっていることが確認できます。画面には新しいChromeのトップページが表示されている状態です。
該当アプリの作業中のウィンドウに切り替える
「 Windows + Ctrl + 数字 」 で該当アプリの作業中のウィンドウに切り替えることができます。アプリ間を行き来して作業したいときに便利です。

上の画像ではタスクバーの「エクスプローラー」がフォーカスされ、画面にエクスプローラーが表示されている状態です。
この状態から「Windows + Ctrl + 2 」を入力すると、作業中のChromeの画面に切り替わります。

該当アプリのジャンプリストを開く
「 Windows + Alt + 数字 」で該当アプリのジャンプリストを開くことができます。
ジャンプリストでは「新しいウィンドウを開く」、「ウィンドウを閉じる」、「タスクバーにピン止めする」などの操作を行うことができます。

上の画像は「 Windows + Alt + 3 」でEdgeのジャンプリストを開いた状態です。
上下の矢印キーでフォーカスを動かすことができます。Enterで実行です。もちろんマウス操作で選択することもできます。
タスクバーのアプリにフォーカス
「 Windows + T 」でタスクバーのアプリにフォーカスすることができます。
矢印キーで選択を変えることができ、Enterを押せばそのアプリに画面を切り替えることができます。表示させたいウィンドウを探すときなどに使えます。

まとめ
この記事ではWindows 10&11のタスクバーアプリのショートカットキーを紹介しました。ぜひこれらのショートカットキーを使いこなして、PC作業を効率化しましょう!