この記事ではJava Silver試験のおススメの参考書を紹介します。
Java SilverはJavaを扱うエンジニアはぜひ取得しておきたい資格です。この資格を取得しておけば、Javaの基礎知識を持っている証明になり、就職や転職に有利になります。
Java Silverは難易度が高いため、参考書での対策が欠かせません。Java Silverの参考書として有名なのが「黒本」と「紫本」であり、どちらを使えばいいか迷っている方も多いと思います。
この記事を読めば
- 黒本と紫本の特徴
- どちらを使って勉強するべきか
を理解することができます!
Java Silverを受験される方はぜひ最後まで読んでみてください!
Java Silver試験とは?
Java Silverの正式名称は「Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11 認定資格」です。
運営しているOracleのホームページにはこのような説明があります。
Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11 認定資格は、Javaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識を有し、上級者の指導のもとで開発作業を行うことができる開発初心者向け資格です。日常的なプログラミング・スキルだけでなく、さまざまなプロジェクトで発生する状況への対応能力も評価することを目的としています。
Oracleのホームページより
Javaの開発に参加可能なレベルの能力を証明する資格であるといえます。
Java Silverの試験概要はこちらです⇩
試験時間 | 180分 |
出題数 | 80問 |
出題形式 | CBT方式による選択問題 自宅 |
合格ライン | 正答率63%以上 |
Java Silverはテストセンターで受験するCBT方式または自宅のパソコンで受験できるので、基本的にいつでも受験することができます。
選択問題は4択から1つを選ぶタイプの問題や、多くの選択肢から複数を選ぶタイプなど様々です。
Java Silverのテキスト
黒本と紫本
Java Silverの参考書として有名な黒本・紫本はそれぞれこちらの書籍を指しています。
■黒本:徹底攻略Java SE 11 Silver問題集
■紫本:オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11
黒本の特徴
黒本はJava Silverを勉強するには欠かせない1冊です。逆に言うと、黒本以外の参考書で勉強することは非常にもったいないです。
黒本(徹底攻略Java SE 11 Silver問題集)の特徴はこちらです
- 試験問題の再現率が非常に高い
- 試験範囲を網羅することができる
最大の特徴は「問題の再現率の高さ」です。
黒本では試験問題そっくりの問題を解くことができます。全く同じ問題が試験で出題されることもあります。
筆者も黒本を勉強して試験に臨んだのですが、黒本と瓜二つの問題が80問中15問くらいありました。
そして「試験範囲の網羅性」も大きな特徴です。
この1冊で試験範囲をすべて網羅することができます。そして各分野に対して丁寧な解説が載っているので、試験突破の下地をしっかりと身に付けることができます。
この網羅性のおかげで、「まったく解き方がわからない!」という問題がなくなります。
黒本を3周学習しておけば、合格ラインに到達する実力は身に付けることができます。
紫本の特徴
紫本はJava Silverの試験対策と同時にJavaプログラミングの実践力を身に付けることができる1冊です。
紫本(オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Silver SE11)の特徴はこちらです⇩
- サンプルコードで動作を確認できる
- Java初心者でも理解できる解説
一つ目の特徴は「サンプルコードで動作を確認できる」です。
紫本はサンプルコードが提供されており、学習者はサンプルコードを使用して実際に手を動かしながらJavaを学習することができます。
コードを動かしながら学習することで、試験のための暗記ではない、実務で使えるJavaプログラミングの力を身に付けることができます。
二つ目の特徴は「Java初心者でも理解できる解説」です。
本書はJava初心者でも理解できるよう、プログラミングやオブジェクト指向の基礎から解説してくれます。Java Silver試験自体はJava中級者向けの試験ですが、本書で学習することで初心者でもJava Silver合格に向けて一歩ずつレベルアップすることができます。
Javaの知識をある程度持っている方には物足りなく感じてしまうかもしれません。
紫本はJava初心者が勉強を始めるのに適した1冊です。そして試験対策と同時にJavaプログラミングの実践力を身に付けることもできます。
黒本と紫本どっちを使うべき?
「黒本と紫本どっちを使うべき?」という質問にお答えします。
ズバリ、「黒本は必須で使い、必要があれば紫本も使う」というのがおススメです。
まず、黒本は必ず使うようにしてください。
先述したように黒本は試験問題の再現率が高く、試験でほとんど同じ問題が出題されることが多いです。学習すれば得点に必ずつながる1冊なので、使わない手はないです。
網羅性も完璧なので、黒本1冊をしっかり勉強しておけば間違いなく合格ラインに到達することができます。
紫本はJavaの基礎に不安がある方は使うようにしてください。
黒本ではJavaの最低限の基礎知識は持っていることが前提で進んでいきます。なので、全くJavaに触れたことがない方が黒本で勉強を始めると行き詰ってしまう可能性があります。
そのような方は、紫本⇒黒本という順番で勉強することがおススメです。紫本でJavaの基礎をつけた後に黒本で本格的な勉強を行いましょう!
まとめ
この記事ではJava Silverの参考書である黒本と紫本の特徴やどちらを使うべきかを解説しました。
基本的には黒本1冊で勉強は事足りますが、Javaの基礎に不安がある方は紫本を併用するのもアリです。
しっかりと対策して、ぜひ合格を勝ち取ってください!
充実したキャリアを歩みたい方に、世界で4000万人以上が利用しているオンライン学習プラットフォーム「Udemy」がおススメ!

ジャンルが豊富で、あなたが学びたい講座を簡単に見つけることができます。30日返金保証もついているので初めての人も安心です。