
みなさん、ひろゆきさんはご存じですか?
最近テレビに出演したりYouTubeでライブ配信の切り抜き動画が流行ったりと注目している人も多いと思います。

こんかいはひろゆきさんが書いた本『1%の努力』を紹介します!
組織で生き抜く術も書かれているのでサラリーマンも必見です。ぜひ参考にしてください!
この記事の内容
- 著者のひろゆきってどんな人?
- 『1%の努力』ってどんな本?
- 『1%の努力』:3つの心に残った学び
- 『1%の努力』を読んだ感想
- まとめ
著者のひろゆきってどんな人?

こちらにひろゆきさんの紹介を簡単にまとめます。
ひろゆき
- 本名:西村博之
- 中央大学卒
- 1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる
- 2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始
- 2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表
- 2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人になる
- 2019年、「ペンギン村」をリリース
『1%の努力』ってどんな本?
『1%の努力』はひろゆきさんの人生論、考え方を書き綴った本です。
赤羽で過ごした幼少期の経験から生まれた価値観や、ひろゆき流の人生の歩み方、そして日本でこれからどのように生きてゆくべきかなどなど、ひろゆきさんの思考がこの1冊にギュッと詰まっています。
この本を読めばひろゆきさんが「2ちゃんねる」で成功した理由やメディアで論破王と呼ばれ活躍している理由が分かります。
そして彼の考え方は、会社という組織で生き抜くために非常に参考になります。
『1%の努力』:3つの心に残った学び

『1%の努力』から学んだこと
- 優先順位を決めるための思考法
- 重宝されるポジション取り
- 競争のいらないところに張る
優先順位を決めるための思考法
学んだこと一つ目は「優先順位を決めるための思考法」です。
時間は有限であれもこれもすべて行うことはできません。そんな時に「やることの優先順位」の決め方をひろゆきさんは教えてくれます。
1.それは修復可能か?
やることに優先順位をつけることは難しいですよね。ひろゆきさんは迷ったときに、「それは修復可能か?」という判断軸を持つことが大事だと教えてくれてます。
後からでも取り返せることは一旦「やらなくていいこと」にして、後から取り戻せないことが「今しかできないこと」なのです。
修復不可能なものからやりましょう。
2.これ、高校生にもできるんじゃない?
世の中の仕事も、マニュアルを渡せばできてしまうこと多いです。果たして自分がやっている仕事は高校生でもできるのか考えてみましょう。
高校生でもできてしまう仕事ならば、以下の2つの戦略を選ぶ必要があります。
- もっとレベルの高い仕事をやる
- 今のポジションを全力で守る
重宝されるポジション取り
学んだこと2つ目は「重宝されるポジション取り」です。
「評価される人間」のポジションを取るために必要な戦略をひろゆきさんは教えてくれました。
1.会議では発信者であれ
重宝される人間は自分から何かを発する人間だとひろゆきさんは述べています。そして発信者は面倒な仕事をしなくてもいいという利点があります。発言していない人が後ろめたさを感じて進んで仕事を引き受けてくれるからです。
発言するうえでのポイントは「逆張りの考え」を持つことです。物事を違った視点でとらえることで他人とは違った意見を出すことができます。
2.ユニークな人になろう
ユニークとは面白いという意味ではなく、「他とちょっと違う存在」を指します。「階段の写真が好き」、「朝食はお菓子」など人とは違った趣味や感性を持っていることです。
人との違いがなかなか出せないという人のためにおススメなのが「特殊なポジションに手を挙げる」ことです。他の人とは違う立場に立つことでユニークさを手に入れることができます。
競争のいらないところに張る
学んだこと3つ目は「競争のいらないところに張る」です。
ひろゆきさんが「2ちゃんねる」で成功した理由の一つでもあります。
競争がいらないところに張れば、最小の努力(=1%の努力)で成功を手に入れることができます。
世の中には「努力ができる人」と「努力ができない人」がいて、「努力ができない人」はこの方法をとるべきだと述べています。他人と競争しなくていい場所を探す必要があるのです。
競争がいらないところに張るコツは「流行る前に動く」。
『1%の努力』を読んだ感想

ひろゆきさんに憧れる
この本のタイトルからもわかる通り、ひろゆきさんは最低限の努力で成功を得ています。
頭で考えて戦略を立て、最短距離を考えて行動しています。読んでいて「本当に頭のイイ人」なんだなと思いました。テレビで「論破王」と呼ばれて活躍している理由もわかります。
自分で考えて最適な道を見つけて成功する。そして余生は自分が興味あることに投資をして楽しむ。こんな生き方を私もしたいです。
会社員も読むべき
この本には組織の中で生きてゆくために大切なことが多く書かれています。
先ほど紹介した「ポジション取り」や「競争のいらないところに張る」、そのほかに「自分に最適な仕事のパターン」など、会社で働くうえで勉強になることがたくさんあります。
正攻法のビジネス書とは違ってナナメの視点から組織を語っています。この本を参考にして、会社で評価される人間になろうと思います。
もっと楽に生きようという気持ちになる
私はよくお金持ちや自分にないものを持ってる人に嫉妬してしまうのですが、ひろゆきさんの思考をしって、「そんなのどうでもいい」と思うようになりました。
ひろゆきさんが「エッグスタンド」を置いている家庭を見て「そんなのいらなくない?」と思い、うらやましいと思うものを「エッグスタンド」に置き換えたらどうでも良く思えると述べていました。
そして「世の中の仕事の大半は高校生でもできる」、「世の中はちょろいし、ちゃんと回っていく」といった言葉が印象に残りました。
それ以降、他人に嫉妬したり比べようとしたりせずにもっと気楽に生きようと思うようになりました。
まとめ
今回はひろゆき著『1%の努力』を紹介しました。
ひろゆきさんの思考や歩んできた人生から学べることはたくさんありました。会社で働くうえでも非常に参考になります。
私はこれからもYouTubeでひろゆきさんの動画を見ようと思います。
皆さんも是非『1%の努力』を読んでみてください!
ワカバ
目次
- エピソード1 団地の働かない大人たち ー「前提条件」の話
- エピソード2 壺に何を入れるか ー「優先順位」の話
- エピソード3 なくなったら困るもの ー「ニーズと価値」の話
- エピソード4 どこにいるかが重要 ー「ポジション」の話
- エピソード5 最後にトクをする人 ー「努力」の話
- エピソード6 明日やれることは今日やるな ー「パターン化」の話
- エピソード7 働かないアリであれ ー「余生」の話