この記事では「経済学部でよかった」と思った点を紹介します。
私は経済学部を卒業してIT企業で働く社会人ですが、経済学部での学びが役立つ場面が多くあります。これらを詳しく解説していきます。
- 大学の学部を選んでいる人
- 経済学部に進学するメリットを知りたい人
- 大学での学びが気になっている人
このような方に役立つ内容になっています!
ちなみに、大学によっては経済学部内に様々な学科が設置されていますが、私は経済学部経済学科でした。
経済学部でよかったこと
経済学部でよかったことは以下の3つです。
- 金融リテラシーが高くなる
- 経済のニュースがわかるようになる
- 数字に強くなれる
金融リテラシーが高くなる

1つ目は「金融リテラシーが高くなる」です。
これが、個人的に1番「経済学部でよかった」と思っている点です。
経済学部ではお金周りのあれこれを学ぶ授業が豊富です。私は経済学部での学びで、投資に興味を持ちました。
金融について学ぶ授業で、株式市場の仕組みや金利、配当を知りました。今まで学ぶ機会がなかった金融の知識を、授業を通して一気に手に入れることができました。
社会人になったときに、周囲と比較して金融の知識が豊富になっていることを実感しました。
経済のニュースがわかるようになる
2つ目は「経済のニュースがわかるようになる」です。
これは、社会人になって日経新聞を読むようになって実感しました。
例えば、以下の言葉の意味わかりますか?
- インフレ
- デフレ
- GDP
- PER
- PBR
- マイナス金利
- 量的緩和政策 など
これらの新聞でよく出てくる経済用語、ほとんど授業で習いました!
- インフレ、デフレ、GDPはマクロ経済学の授業
- PER、PBRは金融の授業
- マイナス金利、量的緩和政策は日本経済の授業で学びました!
このように大学の授業でこれらの単語をしっかり学んでいたおかげで、経済ニュースの内容が理解できるようになりました。
経済ニュースが理解できると資産運用に役立つなど、メリットがたくさんあります!経済の状態に合わせた行動がとれるようになるのです。
数字に強くなれる
3つ目は「数字に強くなれる」です。
経済学部は数学の色が強い
経済学部は、意外と数学を使うことが多いです。(学科によっては数学を一切扱わない場合もあります)
つまり、文系なのに数字に強くなれます!
実際、私立大学の経済学部は数学を受験科目にできる大学がほとんどで、理系の学生が滑り止めで経済学部を受験する場合も多くあります。そのくらい、経済学部は数学の色が強いのです。

微分や統計学を学ぶ
経済学部のどの分野で数学を使うのかというと、微分はミクロ経済学、統計学は「統計学」の授業として習いました。
少々専門的になってしまいますが、ミクロ経済学には限界○○という単語が多く出てきます。限界効用や限界代替率など…
これらを求める際に、微分を使うのです!その微分の内容は、数学Ⅲで習う知識がメインです。(偏微分や合成関数の微分etc.)
統計学では、分散や標準偏差など基本的内容を学びました。
授業でこれらの内容を学んだので、数学の力がかなり強化されました!
(おまけ)SPIなどの就活テストの数学の出来で高得点が狙える
数学慣れしていることはいろいろなところで役立つものです。
私は就活時代に受けたテストの数学が非常によくできました。入社した会社では、トップクラスの出来と言われたほどです。
文系の私がこれくらいできたのは、普段から数字に触れていたからだと思います。数学とは縁もゆかりもない文系の友人たちは、かなり苦労していました。
大学でも数学を学んでいるのは、意外なところでアドバンテージになったりします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。この記事では「経済学部でよかったこと」を紹介しました。
- 金融リテラシーが高くなる
- 経済のニュースがわかるようになる
- 数字に強くなれる
これらのメリットを見ると、経済学部では社会に出てから役立つことを多く学べる学部だといえます。
